色絵赤トンボ汲出碗　芳山単品

プレゼント/ギフトに最適、清水焼の老舗が心に響く和食器を厳選販売。創業安政二年（1855年）年中無休で日本最速お届けに挑戦中！

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谷口店長

店長ご挨拶

こんにちは　店長の谷口です。私が更新しています。京都生まれの京都育ち。本職はロクロ師です。
日常使いのうつわとして今月も京の手作りの器、京焼き清水焼をご提案してまいります。

本日もどうぞよろしくお願いします。

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色絵赤トンボ汲出碗　芳山単品 4,500円(税込)

商品番号

373

販売価格

4,500円(税込)

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個

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清水焼の秋らしい絵替わりの赤トンボの汲出碗　単品です。
汲出しとはもともと茶事の時、白湯を入れて出したもので、
背が低く縁が開いている形状はお茶の香りがよく立つとされ、主に客人をもてなすときに使われています。
清水焼色絵赤トンボ汲出碗

器の正面に描かれた赤とんぼと田んぼの絵付け。
もともと日本にもトンボ信仰があり、｢タンボ｣と｢トンボ｣がにているのは,偶然ではありません｡
東北地方には,トンボを｢タンボ｣とよぶ地域がのこっていて，トンボの古語は，タンボなのです。

トンボは田に生まれ,稲と人を守り, 秋に田に戻り,稲とともに,子孫をのこして,
たいていはそこで死んでゆくと田んぼとトンボは切っても切れない関係とされています。
またトンボは益虫です。蚊やハエなどの害虫を食べてくれる有り難い虫です。
清水焼色絵赤トンボ汲出碗

また西洋でも英語でドラゴンフライと呼び、龍の一族とされており、ブローチやネックレスなどの装飾品にもたびたび登場します。
そのほかにもトンボは勝ち虫と呼ばれ前田藩の武将がハチに刺されそうになるところを退治したのがトンボで以降、
兜にはトンボを付けて出世祈願しているとか例を挙げればキリがありません。
清水焼色絵赤トンボ汲出碗

本作の絵付けは専門の絵付け職人集団による繊細な細かい絵付けが特徴です。
外側だけでなく、内側中央にもこうして非常に小さな３匹のトンボが描いてあります。
清水焼色絵赤トンボ汲出碗

高台裏には芳山とこの器の成形をした窯名が入りますが、
絵付け師の方の名前は一切入らないことが多いです。
清水焼色絵赤トンボ汲出碗

もともと日本は「秋津の国」という別名があり、
その「秋津」と呼ばれるトンボは日本人にとって脳の奥ふかくに潜む特別な昆虫なのかもしれません。

◆商品番号　373 色絵赤トンボ汲出碗　単品

寸法直径8.5cm　高さ5cm　重さ80g　化粧箱
※手作りですので形や色、大きさは１つ１つ異なります。
■午後２時までのご注文で翌日到着可能です。■
※北海道・沖縄・秋田・青森・離島など一部地域を除きます。

京焼・清水焼　窯元
陶歴　芳山窯　加藤　吉継
昭和二十八年　京都市東山区今熊野に生まれる。
昭和四十六年　京都市立伏見工業高校窯業科を卒業
京都府立陶工訓練校にて、ロクロ成形を習得、専攻科にて技術を磨く。

色絵赤トンボ汲出碗 芳山 単品