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京焼清水焼干支卯の器特集京焼清水焼鳥獣戯画の器

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谷口店長

店長ご挨拶

清水焼松韻堂店長画像

こんにちは 店長の谷口です。私が更新しています。京都生まれの京都育ち。本職はロクロ師です。
日常使いのうつわとして今月も京の手作りの器、京焼き清水焼をご提案してまいります。

本日もどうぞよろしくお願いします。


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赤茶碗 利休七種茶碗写し『早船』 昭楽

20,570円(税込)

商品番号 629
販売価格 20,570円(税込)
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佐々木昭楽作利休七種写し『早船』
楽家の長次郎が作ったなかでも銘品の誉れ高い長次郎七種茶碗の1つ、早舟(はやふね)です。
有名な長次郎七種茶碗ですが、利休とゆかりがあったことから、
利休七種とも呼び、それぞれに利休と深い関わりを持ち、利休逸話を与えられています。
佐々木昭楽作利休七種写し『早船』
本作『早船』は楽焼窯元昭楽作の写しで、利休七種のうち4つ含まれる赤楽茶碗の1つです。
名前の由来は千利休が茶会を開くために大阪にいて早船で京都から取り寄せたことから早船と呼びます。
初め利休が所持していて蒲生氏郷、細川三斎、
古田織部の三人がこれを所望してのち、氏郷に与えたとされています。
現在は畠山記念館に所蔵されています。
佐々木昭楽作利休七種写し『早船』
淡い、優しい色合いは個人的に私の好みで、口縁の作りも至ってシンプルです。
柔らかい丸みを帯びた形は手捏ねの過程で生まれる人の手の形でもあります。
佐々木昭楽作利休七種写し『早船』
見込みには茶だまりを広く浅く削り取ってあります。
佐々木昭楽作利休七種写し『早船』
高台の景色です。
佐々木昭楽作利休七種写し『早船』
利休の手紙に添って長次郎作とされたこの早船は他の赤楽茶碗と違い、
釉調が艶やかで明るいため、長次郎の作ではなかった疑いが持たれています。

◆商品番号 629 利休七種茶碗写し 早舟

寸法 直径12cm 高さ8.5cm 木箱

※手作りですので形や色、大きさは1つ1つ異なります。
●器の色について
撮影時の照明・パソコン・モニターの種類や設定の影響で掲載画像と実物では色の見え方が異なる場合もございます。予めご了承ください。



陶歴 楽焼窯元三代 昭楽
当昭楽は祖父の代よりこの楽焼に従事し、京都清水坂に築窯、茶道具専門に製造販売せし処、昭和一九年亀岡矢田神社の畔に移住
出口王仁三郎師、 大徳寺元管長 小田雪窓師の知遇を得て再び開窯、現在に至る
昨今茶道隆盛をきわめ、土と火と水と共に一〇〇年斯道にまい進
大方諸賢の知られる処ますますご愛顧の程を

楽焼 窯元 佐々木 昭楽

下記は佐々木昭楽さん御自身の注意書きより引用

楽焼作品ご使用上の注意
(特に楽茶碗は下記にご注意下さい)
 使用前に水あるいはぬるま湯に浸けて下さい。新しい茶碗は一、二分、使い慣れた茶碗で三〇秒も浸ければよいでしょう。これは清潔を保ち、茶碗が汚れにくくなるのと同時に破損を防ぐ為でもあります。 
 使用した茶碗をしまう時には、水気をふき取り十分乾かして下さい。季節にもよりますが、一週間程度は箱等にお仕舞いにならず、水屋にて乾かして下さい。水気を含んだまま箱にお仕舞いになると、茶碗を傷め、湿気た臭いが茶碗に移ってしまうのでご注意下さい。万一、茶碗に臭いがついた場合は、その茶碗で毎日お茶を点てることで対処できます。一週間ほど点てて頂きますと自然と臭いは取れてきます。それでも臭いが気になる場合は、お買い求め店へご相談下さい。楽茶碗は荒い素地を使用した柔らかい焼きものです。そのため、湯がにじみ出ることがあります。また、酸気に弱い為、酸味の食品(梅干、酢の物等)を盛り付けたり、入れ置かないで下さい。
 楽焼は主に茶道具として作られた焼き物です。食卓用食器としはご使用にならないで下さい。

(鋏(ヤットコ)のはさみ跡)
楽茶碗、特に黒楽は、鋏(ヤットコ)ではさんだ跡がくっきり残ります。高温の窯中より鋏ではさみ出す事により必ず残るもので、利休・長次郎の時代より今日まで変わる事無く続く焼成方法により残る跡です。侘茶の足跡としてお使い頂ければ幸いです。

 

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