京焼き清水焼の如山窯の吉祥の抹茶碗、仁清竹です。

これぞ日本の新春、吉祥の竹画を盛り込んだ新年や婚礼にふさわしい意匠です。
豪華な配色ながら清々しいを感じる抹茶茶碗です。

眩いばかりの金彩。京焼の巨匠、野々村仁清の鮮やかで煌びやかな色絵を見事に受け継いだ抹茶碗です。

竹は真っ直ぐに伸びるその姿から、
君子のお手本とされる四君子のひとつに選ばれています。

竹のように素直にまっすぐ育つことは周りから尊敬され、
信頼され、お手本とされるような人であれと云うことです。

また、竹は風雪に耐え、風が止み雪が解けると直ぐに元の真っ直ぐな姿に戻ります。
つまり竹の持つ生命力や忍耐強さを尊んできました。

金の霞から見え隠れする竹林。二色の色使いで一幅の画を見ているような遠近感があります。

日本の吉祥の代表格「竹」を描いた縁起の良い茶碗です。
引き出物に、結婚祝いの品に喜ばれます。