京都の楽焼窯元　伊東桂楽作の香合ベアです。

色、形ともに可愛らしい香合はクマの形をしており、もちろんテディベアを意識してのデザインと思われます。
パッチワークで作ったような布の質感を上手く絵付けで表現。人形と違い、６㎝立方の小さなサイズですので、癒し系の置物としても場所を取りません。
側面はこんな雰囲気です。男性の私から見ても可愛いです。
絵付けは総て下絵です。最近では着物柄のテディベアなども観光地で売られていますが、香合という和の素材にあえて洋のチェックの絵付け。
少し可哀想ですが、香合であるため、上下に分離します。
上下の裏側。お尻の部分に桂楽の陶印がおされています。
楽焼という土の暖かみを活かしてテディベアを表現した斬新な意匠の香合です。

寸法　縦5.5cm　横5cm　高さ6cm　重さ80g　木箱付

以下は作者の陶歴より引用

ごあいさつ
このたびは、私の作品をお求め頂きありがとうございます。
楽焼は、利休が“侘びの茶の湯”に適う茶碗として、 長次郎によってつくられた日本独創の、四百有余年の伝統をもつやきもの であります。
私は初代　崇白、崇楽に師事し、桂窯で茶の湯のやきもの一筋に三十余年 打ち込んでまいりました。
わび、さびにかなう作品をと念じ、研鑚して参りたく思っておりますので 今後共お引立て下さいますようお願い申し上げます。
京・洛西　桂窯　

伊東　桂楽

【ホワイトデー】