大変珍しい清水焼の下駄の形をした箸置きです。

現代の履き物のなかでも形に特徴のある下駄には、まつわる慣用句が数限りなくあり、昔の庶民には密着した生活用具だったことが伺い知れます。

もともとこの器は箸置きという限定した用途だけでなく、玄関に置く飾りの目的も含めて作られたんだそうです。この下駄を玄関に置くだけで自然、人の往来が増え、家が幸せになるんだそうですよ。
下駄の箸置きを裏返してみました。高い足は別にパーツを作って引っ付けた物でなく、ひとつ物です。三カ所に鼻緒を通す穴を開けて針金で固定しています。

大ぶりの形状はこういった雰囲気で一足ずつお箸をのせてお使い下さい。朱色の鼻緒が美しく日本情緒が漂います。

色合いは京焼清水焼には珍しい織部です。
鉄絵の部分は絵替わりになっておりいくつも種類がございます。
この箸置きは外国の方に大変喜ばれております。プレゼントに自宅用に様々にお使い下さい。


◆商品番号　398 下駄の箸置き
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陶歴　岡山高大

１９７６．４．１　京都市生まれ
１９９３．３　成安造形大学　造形学部　造形美術科
　　　　　　　造形表現群　ファイバーアートクラス　卒業
２００３．３　京都府立陶工高等技術専門校　成形科　修了
２００１．３　京都府立陶工高等技術専門校　研究科　修了
２００２．３　京都市工業試験場
　　　　　　　「みやこ技塾京都市伝統産業技術者研修陶磁器コース」本科修了
現在　　　　　京都・泉涌寺「岡山製陶所」にて家業の傍ら制作活動に励む